ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ【雑感】Vacheron Constantin HISTORIQUES CORNES DE VACHE 1955
こんにちはKEIWATCHです。
最近、私の中で気になっている時計について。
最近買っている時計はドレスウォッチが多く、はたまたスポーツウォッチは持っているので、そのどこにも属していない時計として、クラシックなクロノグラフ。
昔のクロノグラフはパルスメーターなど、医者の方などが必要性があり使っていたこともあり、スポーツモデルというより上品なモデルが多いのが特徴です。
アンティークの時計ですとそのような時計は数は少ないですが、出回っていますが、現代のクロノグラフの時計はスポーツ感が強いモデルが多いです。
最近の傾向として、様々なブランドが上品なクロノグラフの復刻モデルを出している中、突出した良さを持っているのが、ヴァシュロン・コンスタンタンのコルヌ・ドゥ・バッシュだと私は考えています。
公式サイトはこちら
様々なブランドでは現代的にするために、クロノグラフのケースサイズを40mm以上にすることが多いのですが、このコルヌ・ドゥ・ヴァッシュは38.5mmと小ぶりなケースサイズにしています。
復刻の元となるモデルは36mm程度なので、多少のサイズアップとなっています。
またラグの形状は牛の角の形を模した形をしており、特徴的な印象を持たせてくれます。1950年代はこうした様々なラグの形状が多かった時代で、丸型のケースに特殊なラグの形状でデザインを遊んでいた時代でした。
それを完全に再現しており、また昔はケースにラグを溶接する造りとなっていましたが、現代では一体型で造られており、耐久性を増して作られています。
ちょっとわかりずらいですが、試着した様子はこんな感じで、きれいに腕に収まってくれます。
素材の違いはステンレススチール、ピンクゴールド、プラチナと3種類ありますが、今回試着したのはステンレススチールモデル。
ステンレスの輝きが想像以上によく、磨きによってかなりの光沢となっていました。
上品で高級感のある造りを意識してか、ローマ数字のインデックスとなっており、その点のバランスが素晴らしいですね。
また、細かなところですが、クロノグラフの機能の針は、青焼針が使われており、時計として時間を見るところはホワイトゴールドが使われています。
それとこのステンレススチールモデルでは、レザーストラップがカーフになっています。カーフレザーのため、クラシック感がとてもあり雰囲気がとてもあります。とりわけミラノのメゾン、SERAPIAN(セラピアン)が特別に製作したもので、質感が独特な雰囲気をもっており、特別感があります。
私もSERAPIANの鞄を持っており、是非鞄とこの時計とで合わせてみたいですね。
また、クロノグラフの手巻き時計といったら、見どころとしてかなり重要なのはシースルーバックではないでしょうか。
この美しいムーブメントを見れるのは手巻きのクロノグラフの醍醐味ですし、さすがヴァシュロン・コンスタンタンのムーブメント。審美性も重要視されているため、素晴らしい美しさです。
キャリバーはこちらから。21600振動と最近ではロービートに分類される振動数となっていますが、クラシックなモデルはロービートがやはりいいですね。
HODINKEEに1週間着用レビューの記事があり、こちらとても良記事となっており、参考になります。
ちなみにWEBで売っているところはすごく少ないですね。
もともと生産数がものすごく少ないので、正規店でしかほとんど売っていないんでしょうね。
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コルヌ・ドゥ・ヴァッシュはいつか手に入れたい時計の一つですね。
ヴァシュロンのヒストリークシリーズは、過去の作品を現代的に落とし込んでいますが、過去の良さをまったく失わず、アンティーク感をふんだんに残しつつ現代的にしているこのバランス感はさすがヴァシュロン・コンスタンタンといったところでしょうか。
ところで今年は2021年とヒストリークアメリカン1921の100年目となる年です。
もしかしたら今年ヒストリークアメリカンから何か出る可能性があり、目が離せない状況になりますね。
4月のウォッチ&ワンダーがとにかく楽しみです。
それを見て、今年買う時計をまた決めたいと思います。
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KEIWATCH